読書感想文 「日本の試練」 ~櫻井 よしこ 著
先日、久々に一冊読み終えました。(私は通勤徒歩5分なので、通勤時の読書はできません。おのずと帰宅後読むということになるのですが、最近なんだかんだと野暮用も多く、ボンヤリしている時間も多いので、本当に久しぶりの読破です。まぁ「読書の秋」と言うことで・・・
櫻井よしこ氏の「日本の試練」というタイトルです。
この本は、櫻井氏が何かに投稿されていたものを集めた本のようで、内容的にはタイムラグがあり、オンタイムではありません。ですから、旧民主党政権、福島の事故への対応などを鋭く批判されているわけですが、今読んでも、当時の氏の批判が的を獲ていることは明白です。(世間的に氏はさも「極右」のような扱いをされている印象がありますが、私的には全くそのように感じません。)
読後の印象としては、私たちの知らない情報が多すぎるという感じでしょうか?普通に新聞を読み、テレビでニュースを眺めているつもりですが、「へぇぇ そうやったんやぁ?」という事がフンダンに書かれています。
前述の通り、旧民主党政権の体たらく、東電の体質のほかにも、中国のこと、韓国のこと、チベットのことなどなど。そのような重要な事柄について国民に知らされていないことが多いというのは、もうマスコミが機能していないということでしょうか?
マスコミの皆さん! 人権とか差別について議論されることは大変結構ですが、一方で日本国内外の危機情報もきちんと開示してくれないと困りますよ。