読書感想文 「ニッポンのアホを叱る」 ~辛坊 治郎 著
もうだいぶ前なんですが、久しぶりに本を読み終えました。
TVでお馴染みの元読売テレビアナウンサー、辛坊治郎氏が書かれた「ニッポンのアホを叱る」というタイトルの本です。彼は「そこまで言って委員会」の司会者としても有名ですね。
著者はイメージとして「右寄り」という印象がありますが、客観的に見てそれほど偏っていないと思います。
読後、時間が経ってしまったので、詳細はボンヤリしてしまいましたが、内容は著者が見聞きしたことで、納得がいかないようなことが盛り沢山に掲載されています。タイトル通り「そんなアホな!」と思うようなことばかりです。
私が言うのも少々憚られますが、確かに最近「アホ」な奴が多いですね?想像を絶することを平気でやる輩も身近で多数見かけます。
世の中を見回しても、我々が接する情報が果たして真実で正しいのか?疑問を持たなくてはならないご時勢になったと思います。左寄りのメディアが自分たちのイデオロギーに反する情報を報道しないとかね。先般の都知事選を見ても一目瞭然でしょう。主要メディアは左派候補を押し、その対抗馬として保守候補を対比さすという構図を作りました。候補者が21名もいたのに、登場するのは3人だけ、他は黙殺されました。
極右と称される桜井誠候補(思想はともかく、彼の主張は至極真っ当に思えましたが・・・)なんかは、街頭演説で、報道を盲目的に信じるな的なことを言っていました。彼らの主張は報道されないわけですが、それはその主張が過激だからという理由だけではないような気がします。
前から申し上げていますが、「左寄り」「リベラル」という種類の人々の低俗化がこのところ甚だしいです。いつから彼らはそんなに「アホ」になったのでしょうか?自分の意に反する言葉を聞けば「ヘイトスピーチ」だなんだと喚き、反対者への言論封殺、人格攻撃はお手のもの、場合によっては社会から抹殺しようとする。これじゃ誰もついて行きませんよ?
この本を読んで、そういうことを改めて感じた事が、私の杞憂であれば良いのですが。。。