名刹~建仁寺
昨日書きました、八坂 圓堂さんへ向かう時、建仁寺さんを通り抜けていきました。
帰り道、折角なので本堂も観ていこうと思い(拝観料は必要ですが・・・)、入ってお庭やご本尊を拝見しました。不思議なことに、花見小路は中国系の観光客で溢れ返っていたのに、建仁寺さんの境内はそういう人たちがほとんどいませんでした。我々からすると、本来はこういうところを見て回るべきだと思うのですが?彼らは商業的な施設にしか興味がないのでしょうか?
建仁寺さんは、臨済宗大本山の禅寺です。開祖の栄西さんは日本にお茶を伝え、広めたことで有名ですね。まさに「名刹」と呼ぶに相応しいお寺だと思います。
建仁寺といってあまりピンとこない方も、俵屋宗達の「風神雷神図」の所蔵寺といえば、身近に感じるかもしれませんね。(なんせ国宝なので、もちろん展示はレプリカですが。)小中学校の教科書でお馴染みのアレです。また、天井画「双竜図」(創建800年を記念して、2002年に描かれたそうです。)も目を引きました。
こちらのありがたいことは、どこでも写真撮影が可ということで、京都の社寺仏閣では珍しいシステムです。皆さんも京都に来られて、祇園界隈を散策される機会があれば、是非訪れてみてください。街中の静寂に癒されますよ。