映画鑑賞~フレンチアルプスで起きたこと
お盆休み、暇だったので久しぶりに家内と映画を観にいきました。
「フレンチアルプスで起きたこと」。スウェーデンの家族の心の葛藤を描いた映画です。
旅先でのある出来事をきっかけに、奥さんの心に夫に対する小さい不信感が生まれ、それが増幅され家族全部を巻き込み、折角のバカンスが台無しになっていく的なストーリーです。まぁどの家族にも有り得るなぁという話で、国は違えど、人間の心理というのはどこも同じなんだなぁと感じました。
内容はともかく、なんせ舞台がタイトル通り、フレンチアルプスのスキー場であり、風景映像はものすごく綺麗で良かったと思います。登場人物もヨーロッパ的な個性派ぞろい。そもそも私たちは「スウェーデン人」といってもそのイメージは漠然としていますが、劇中、彼らの日常生活が垣間見えて、興味深かったですね。
ところで、ヨーロッパのバカンスって、本当にあんなに優雅なんでしょうか?快適そうな宿泊施設、雪山を見ながらのテラスでの美味しそうな食事、それとなんといっても、人がほとんどいない広々としたゲレンデ。もしそうなら、日本人もバカンスを根本的に見直さなければなりませんね?
この映画を観たのが上映最終日(京都では?)だったので、もうあまり上映館はないかもしれませんが、北欧人の生活観にご興味があれば是非DVDでも探して、ご覧ください。