隔世の感
興味のない方には非常に退屈な話だと思いますが・・・
先日、実に30年近くぶりに、エフェクターを買いました。
エフェクターというのは、楽器演奏のときにその音を調節したり、音色に何らかの効果を加える時に使う機会のことです。
以前からお話しておりますが、私は中学生時代からベースを弾くことを趣味にしています。今回購入したのは、ベース用のコンプレッサー(リミッター)と呼ばれるもので、簡単に言うと音の強弱を均一化するものです。
つい最近、昔のバンド仲間から、「「親爺バンド」ばかりを集めた大規模なライブがあるので出演しないか?」という誘いがありました。出演するには審査があるらしく、応募する際に演奏を録音した「デモテープ」を提出しなければならないということで、先日スタジオで録音してみたわけです。で、録音を聞いてみると・・・私のベースラインのタッチ(音の強弱)がなんとなく気になったので、購入することにしました。
ネットで探してみると、なんと!お目当てのものが¥1,000ほどで出ていました。(もちろん新品です。)あまりにも安く心配なので、「商品レビュー」をチェックすると、これも驚いたことに、そこそこの高評価。まぁ¥1,000位なら万一使えなくても諦めようと思い発注。
到着した現物は、ややノイズが高いものの十分に使える代物でして、またまた驚きました。やっぱり世の中、進歩してるんですねぇ?
今、バンドをやっている少年少女は、なんと幸せなんでしょうか?我々が若い頃は、エフェクター一つが¥10,000以上して、買おうと思うとバイト代の何日分もが飛びました。楽器本体も、そこそこましなものが格安でありますし。
そんなこんなで、30年の月日の流れをひしひしと感じた買物となったわけです。