J.D.Souther Night
昨日は、仕事を早引けしてビルボードライブ大阪(billboard live OSAKA)であったJ.D。サウザー(John David Souther)のライブを聴きに行きました。
以前、同じ場所でカーラ・ボノフとジョイントでライブをした時以来、1年以上ぶりに彼の単独ライブです。
我々世代の方はよくご存じでしょうが、彼は70-80年代のウエストコーストの大物です。1945年生まれといいますから、御歳69歳でしょうか?かつては、かのリンダ・ロンシュタットやフリード・ウッドマックのスティービー・ニックス(両者とも更に大物!)とも交際していたそうです。まぁ、色男だったわけで、70前の今でもその面影はあります。
彼の一番のヒットといえば「You're Only Lonely 」が有名ですが、イーグルスのドン・ヘンリーなんかとも親しく、「Best of My Love」「Heartache Tonight」「New Kid In Town」「How Long」などの楽曲を提供していますので、皆さんもどこかでお聞きになっていることでしょう。
ライブの方は、ギター&ボーカルの彼とピアノ、アップライトベースのトリオという、いたってシンプルな編成。所謂「アンプラグド」で静かにしっとり聴かせるものでした。さすがに容姿はすっかりくたびれ、ギターの腕前も「・・・」な彼でしたが、やはりその甘く切ないような彼の歌声は、大物に相応しい本物でした。
客席も五十路のオーディエンスでほぼ満席。個人的には大変いい夜を過ごせて、満足です。