健康よもやまばなし

エボラ

この頃の話題と言えば・・・エボラ出血熱でしょうか。

この致死率の高い感染症は、現在西アフリカで猛威をふるい、その拡散が懸念されています。本当に物騒な話ですね。

先日も、陰性だったとは言え日系カナダ人が入国して発熱の為、感染が疑われました。果たして水際で上陸を阻止することはできるのでしょうか?

噂では、その日系カナダ人はニューヨークタイムスのどこかの支局長で、アフリカでのエボラの取材を終えて帰国の途にあったそうですね?(当人には悪いですが、日系人とはいえ直接帰国してほしかったですね。)まぁその人は、一応発熱を申告し収容されたわけですが、もし感染者が申告せずにすり抜けたら?入国で止められてとして、本人が隔離を拒否したら?とかいう面で自己申告制には不安があります。もちろん犯罪者ではなく、プライバシーや行動の自由があるので、首根っこを掴んで連行するわけにもいきませんしね。

富士フィルムの関係会社が持っている、アビカン錠?とかいう新型インフルエンザ対策薬も、エボラに効果があるのではないか?というのも話題になっています。この薬はウイルスの増殖を抑制するそうです。ご承知の通り、新型インフルエンザに対しては承認されているそうですが、エボラに対しては「未承認薬」というポジションです。
万一、医師から「あなたは8割がたすぐに死にます。」と宣告されたら、未承認薬もくそもなく、藁をも縋る思いで服用するでしょうね。

穿って考えると、上記カナダ人ジャーナリストも、自分自身で少なからず懸念があり日本に立ち寄ったのではないか?とも思えてしまうのです。日本で精密な検査を受け、万一陽性ならば唯一無二の薬を投与してもらおうと。
ちょっと性悪な、妄想的考えだとは思いますが、もし、もし、そういう要素があり、今後感染被疑者が日本を目指すというような状況になったとしたら、由々しき事態といえますね。

なにはともあれ、早期にエボラ出血熱流行が収束することを祈ります。

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2014年10月29日