三つ子の魂百まで
皆さんは、ヨハン・クライフというサッカー選手をご存知でしょうか?
まぁ彼と双璧をなす、皇帝フランツ・ベッケンバウワーは誰もが良くご存知かと思いますが。
ここでは、何度も申し上げている通り、この二人は私の心の中で永遠のヒーローです。というのも、1974年ワールドカップでクライフ率いるオランダとベッケンバウアー率いる西ドイツが決勝で激突したのを小学生の頃観たことに由来しています。
クライフは、今のサッカーに通じる「トータル・フットボール」(全員守備&全員攻撃)を初めて体現したチームの中心人物であり、サッカーの歴史にその名を残す名選手です。
一方で、その傲慢さから何かにつけて問題を起こすトラブルメーカーでもありました。
「多くの人々から「最高の選手」と賞賛されるが、自分でもそのように考えている。しかし裏返せば多くの低水準な選手達と共に長年プレーをしていたことを意味する。」
というようなことを平気で言う自信家でしたが、そのプレーは多くのファンを魅了しました。現バイエルンミュンヘン監督(元バルセロナ監督)のジョゼップ・グアルディオラは「クライフが現代サッカーの基礎を作った」とまで語っています。
イメージ的にはベッケンバウワーと真逆の感じで「皇帝」VS「スーパースター(イニシャルがJCでキリストと同じ為)」、「リベロ(攻撃的ディフェンダー)」VS「センターフォワード」、「adidas」VS「PUMA」、「バイエルンミュンヘン」VS「バルセロナ」などなど、何かと比較されるライバル同士でした。
彼のトレードマーク、「背番号14」も子供だった私から見て、非常に斬新でした。9や10、11など当時のエースストライカーがつける番号を「ひとの番号」と嫌い、「14」をつけていたのです。子供のとき以来、私にとって「14」は永久欠番となりました。
まぁ語りだしたらきりがありませんが・・・
実はベッケンバウワーも大好きなのです。(ポリシーがなくてすみません。)
いずれにせよ、子供のころの記憶は鮮烈で40年経っても色あせないものですね?
「皇帝」万歳!「空飛ぶオランダ人」永遠に!