「上海福喜食品」報道に思う①
皆さんご承知のとおり、またまた中国がやらかしましたね。
「中国福喜食品」
まぁ、定期的にこういうことが発覚するんで、もうあまり驚かれない人もいるかもしれません。
私のテレビ報道の隠し撮り画像を観ての第一印象は、「中国にもこんなにきれいな工場があるんだなぁ。」というものでした。決して逆説的に言っているんではなく、一人の中国ウオッチャーの端くれとしての率直な感想です。
少なくとも、私が中国で今まで見た工場は、おそらく皆さんの想像を絶するレベルだと思います。工場内に立ち入るのも嫌っ!てとこもありました。日本国内の食品工場でも福喜食品よりも見た目が汚いところはゴマンとあると思います。
テレビの画像を観ていると、地べたに落ちたものを再度投入するところなどに、インパクトがあるんでしょが、今回の一件のポイントはそこじゃありませんよね。所謂、賞味期限改竄。期限切れ原料の再冷凍や、返品製品の再投入などなど。青く変質した肉片が印象的でした。今回の報道で「中国人!けしからん!」とお怒りの方は多数いらっしゃるでしょう。けれども、日本でも一昔前、大手乳業メーカーが同じようなことをしでかし、それが給食用で子供たちの元まで行っていたのです。
中国はだれもが認める「後進国」。当然起こりえることなのです。
<続く>