さよなら2代(台)目
先週末、我が家に新車がやってきました。
実は私、ここ3台(この新車を含め)同じメーカーの同じ車種に乗っています。皆さんからすると「WHY ??」「進歩がない!」とお考えになるでしょうね。
弊社では、配送のトラックの関係で、大昔から京都マツダさんとお付き合いがあります。けれども、乗用車については全く興味はなかったのです。
あるとき、雑誌でマツダのアテンザがヨーロッパのカー・オブ・ザ・イヤーの次点になったというニュースをみて、丁度買い替え時期だったこともあり(もちろん懐具合も。。。)、試しに乗ってみることにしました。(初代)
正直、それまでは心のどこかで国産車を見下していたのでした。しかし、実際に乗ってみて、日本車の進化を実感し、大変驚きました。ヨーロッパのカー・オブ・ザ・イヤー次点は伊達ではなかったのです。実際、アルファロメオなどイタリア車しか乗らない友人もこの値段でこのクオリティ!!と絶賛したくらいです。
その初代には5年ほど乗りました。故障はない(タイヤとバッテリーくらいしか代えていません。)、走りも安定して余力もある(ミッション車だったので面白かったです。)、そして寸法的にも丁度よく、満足のいく車でした。
そんなこんなで、次の車もリニューアルしたアテンザとなりました。
二代目も特に不満はなかったです。取り回しも足回りも十分でした。ただ、強いて言うなら、やはり初代よりは個性が弱くなったなぁという印象です。初代はどちらかというと「じゃじゃ馬」的でしたが、二代目はずいぶんおとなしい印象になりました。まぁよく言うと大人な感じ?とでも言うんでしょうか。
そして今年、二代目も3年が経ち車検の時期となりました。普通なら車検を受けもう少し乗るところなんですが・・・たまたま弟が車を入れ替え、その話をマツダの担当者に話したら、購入シュミレーションが届き・・・あれよあれよという間に入れ替えが決まりました。(3台目ともなると、車体色やグレード、装備品などディーラーに把握されていて、はんこを押すだけという感じですね。)
まだ3日ほどなので少ししか乗っていませんが、印象的には更に大人の味付けになったかな?ということです。今回、特筆すべきはエンジンがディーゼルターボだということでしょうか。所謂「クリーンディーゼル」というやつです。
思えば10年以上前、フランス出張の際に取引先が送迎してくれた車がプジョーのディーゼル車でした。音も静かで最初は全くディーゼルと気がつかないほどで驚いたことを思い出します。いよいよ日本もそういう時代になったのですね。しかもノーマル軽油で。
詳しくは知りませんが、ディーゼルターボは低回転でのトルクがレシプロ車より大きいらしいので、チョイ乗りが多い私にはぴったりじゃないでしょうか。
ご承知の通り、このアテンザは去年の日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞車ですので、今後、お手並み拝見というところです。「たかが日本製、されど日本製」。日本の車も侮れなくなりました。もうここまでくればヨーロッパ車にこだわる必要はないのかもしれません。見た目を除けば。。。