中国出張 2014.6 ②
深圳で仕事の打ち合わせ(結構ハードなミィーティングでした。。。)も無事終え、夕刻、外は日も傾いて多少涼しくなったということで、クライアントが深圳散策に連れ出してくれました。
ホテルから徒歩圏内に、深圳市政府が肝いりで建てたという博物館があり、まずはそこへ。なんでも深圳は、今では発展して中国指折りの都市になったのですが、所謂新興都市のため、そのポジションは意外に低く、深圳人の面子として特区指定前の歴史や発展の経過を市民及び来訪者に啓蒙する必要があるため、こうした大規模なものが必要なんだそうです。
ちなみにこのミュージアム、日本人の設計デザインだそうですよ。
入口を入ると正面に、深圳の生みの親とも言うべき鄧小平の像(像というより蝋人形?)が古めかしい中国産の車をバックに立っています。当然、館内にはいたるところに彼の写真や遺品が展示されているのですが。個人的には、深圳の歴史にはまるで興味がないのですが、たまたま西安などの博物館の所蔵物がここへ来ており、それらは非常に興味深かったです。(唐の時代のものなどが、無造作に展示してあり、そのいい加減さに正直驚きました。)
巨大な3階建て博物館をほとんど制覇し、クライアントが「次は繁華街と海岸線を見せてあげる!」ということで、夕刻の市内を車で走りました。深圳の繁華街はさすがにすごく、高級メゾンのブティックが林立していました。その店舗規模も日本とは桁違い。残念ながら懐具合は中国の方に部があるようですね。
海岸線は・・・正直磯くさいだけで、特筆することはありませんでした。対岸に香港を望み、干潟にはなっているんですが、既に海は汚染されており、漁業はおろか、海水浴もできないそうです。
その日の夕食は、クライアントのご家族も含め、重慶料理をご馳走になりました。想像通り重慶=四川で、頭に電流が流れるような辛さで麻痺してしまいました。
その日は同じホテルに連泊し、翌朝、ホテル近くの台湾系ファーストフード店で、一人前約160円のビーフン&豆乳モーニングセットを食し、深圳からフェリーで香港の空港に渡り帰国の途につきました。