読書感想文「笑えるほどたちが悪い・・・」竹田恒泰
またまた、流行に乗って竹田恒泰氏の本を読んでしまいました。
タイトルは「笑えるほどたちが悪い韓国の話」です。
従前から申し上げている通り、私には韓国人の友人もいますし、ビジネスでも少ないですが韓国との取引がありますので、一方的に韓国を批判したりはしませんが・・・
この本は何でも竹田氏が主宰する?インターネットテレビでのネタを集約したものだそうです。この手の本が売れるのは、現在、日韓が個人レベルの民間交流はともかく、国同士の関係が冷え切っており(じきに憎しみ合うレベルになるんじゃないかと心配していますが。)いままで漠然とした韓国像しか持っていなかった日本人までもが韓国を意識しだしたからに他ありません。それは相手方の反日に対してのカウンターの嫌韓なので、非常にネガティブで、簡単には問題解決といかないでしょうね。(1,000年先?)
竹田氏は常々、「韓国とは、出会ったら会釈する程度のご近所付き合いで良い。」的な意見を述べられており、この本も当然そういう論調で終始します。まぁ確かに昨今の状況を鑑みれば、お互い相手に無関心なのが最も平和かも知れませんね。
この本を読んで感じたのが、私個人が韓国の動向について気になっている(引っかかっているとでも言うのでしょうか?)テーマが、まるっきり竹田氏と被っていたことですね。氏が提示するテーマは、日本人なら多かれ少なかれ「なんと無礼な!」と感じているところだと思います。
最後に・・・余計なお世話だと思いますが。
最近の竹田氏は、著作でもTVなどのメディアでも、少々暴走しすぎているような気がして心配です。もちろん氏の意見は私的には正論と思われるところが多いですから、発信については何ら問題ないのですが、この頃はなにかタレント化してませんか?まぁ人気商売なので多少は仕方ないでしょうが、明治天皇の玄孫さんとして、品格だけは失ってほしくないですね。