食べ歩き@京都 和食有名店
少し前になりますが、家内の誕生日の祝いに街中へ食事に出かけました。
本来なら、豪華に夕食をといきたいところですが、懐具合もありまして・・・昼食で勘弁してもらいました。
お店は、四条木屋町にある菊乃井「露庵」さんです。菊乃井さんと言えば京都人のみならず、全国的に有名すぎるほどのお店です。「露庵」はそのカジュアルバージョンとも言うんでしょうか、所謂こじんまりした割烹スタイルのお店です。
お昼は二部構成になっており、13:00の部を予約して行ったのですが、カウンター及びテーブル(お座敷)はすべて埋まっていました。さすがです。中には外人さんの二人ずれもいらっしゃいましたが、カウンターの若い板さんが英語でお料理の説明をされていました。さすがです。
お料理の方は、カジュアルな懐石という風情でしたが、内容は王道と言えるものでした。さすがです。
味もさることながら、サービスは完璧。どこかの大手ホテルにつめの垢でも煎じて飲ましてやりたいほどでした。それもそのはず、ご承知の通り、本体の菊乃井さんはミシュランで三ツ星ですもんね。さすがです。
実は私は、このお店は2度目です。今回は家内の希望で再訪となったわけですが、初回はお客さんとの会食で、夜の部でした。その時は、お料理が懲りすぎてて正直あまりピンとこなかったのです。おそらく私のような下世話な者には最先端の和食が解せなかったのでしょう。一方今回の昼の部は目新しいと思えるものは少ないのですが、お値段も安いのに、一切隙がなく、大変満足できました。さすがです。
あまりに満足したので、帰りにお土産の「あなご寿司」をついつい買ってしまいました。家で食し、美味だったことは言うまでもありません。
前にもお話したように、京都人というのは、有名になったものを好まない傾向があります。そんな環境の中で京都人にも愛され続けるというお店は、こういう、新しいことに挑戦しつつ、基本は完璧というのが必要なんでしょうね。
さすがです。。。