上海ギフトショー 2013.8.28‐30 ②
上海2日目は朝から、中国某大手エステサロンチェーンとの商談でした。
ホテルで朝食を済まし、京都府のコーディネーターさん、通訳を伴ってタクシーで先方へ向かいます。私は全く上海の土地勘がないのですが、そこは上海伊勢丹の近くで、ユニクロの上海旗艦店が目の前の繁華街にありました。
ミーティングルームに通され、少しすると女性執行董事が登場。日本で言うと社長さん的な階級でしょうか。コーディネーターさんによると、この人は中国銀行の超VIPだそうで、年間カード決済額が数千万元というリッチな人だそうです。
彼女は最初「何しに来たの?」という感じで素っ気なく、全くこちらの言うことに興味を示しませんでした。こちら側は半ばあきらめムードでしたが、だめもとで「貴社はなぜ日本製品の品揃えをしないのか?」と話を向けてみたところ、なんと!こちらに向き直り、日本語で話し始めたのでした。何でも彼女は以前日本で今の仕事の経験を積んだことがあるそうです。冷や汗ものの商談でしたが最後は「商品企画の幹部と連絡を取りなさい。」ということで、初対面にしてはまずまずの成果が出ました。中国人というのは、女性でもビジネスに対して情熱があるなぁと改めて感じました。
ほっとして先方オフィスを出て、丁度お昼だったので、近くの伊勢丹のフードコート(時間が押していたにで・・・)軽く昼食を摂りました。私はなぜか中国へ行くと、昼食にカレーを食べます。それは中華料理で得体の知れないものが出てきたら困るという防衛本能かもしれません。
食事中、コーディネーターさんと親交の深い伊勢丹の食品バイヤーさんが通りかかり名刺交換もできました。
いったんホテルへ帰り、ギフトフェアに出展する製品を持って、会場にセッティングに出かけます。
会場は暖房が切れており、非常に暑かったですが、うちのセッティングは非常に簡単なものなので事なきを得ました。
夕刻からは、今回出展される京都組総勢20名あまりで「懇親会」がありました。普段お目にかかれない京都のいろいろな業種の企業さんとお話できて、非常に楽しかったです。会場は日本式焼肉屋?だったのですが、出てくるものは日本の居酒屋でみるものばかりで正直ほっとしました。宴は非常に盛り上がり、お開きになる頃には深夜になっていました。
さぁ、明日からギフトフェア本番です。どんな来客があるか期待しながら、上海2日目の夜は更けいきました。<続く>