夏の京都の甘いもの③
最近、夫婦でちょっと休憩するのに、「甘味処」に行く機会が増えました。
私としては、コーヒーでも飲んでちょっと一服といきたいところですが、家内同伴の際、毎々タバコの煙が立ち込めているところを無理強いするのも気が引けます。で、時々は禁煙の店が多い「甘味処」へというわけです。
先日も、祇園祭中ということもあり、すごい人手の中、四条通り沿いにある「虎屋菓寮」さんで一休み。皆さん、ご承知の通り、羊羹で有名な「虎屋(黒川)」さんの喫茶部門とでもいうんでしょうか?虎屋さは今でこそ本社は東京は赤坂が本社ですが、創業は室町時代後期の京都だそうです。実際、御所(京都御苑)の西側に立派な店舗もあります。
入店すると、何組かのお客さんが行列していたので、少々躊躇しましたが、暑さで疲れていたのもあり、待つことにしました。
程なく席に案内され・・・暑かったので、和三盆の蜜がかかったカキ氷にしようか迷ったのですが、夫婦揃って「冷やし汁粉」を注文。
二人して同じものを頼むなんていささか芸がないですが、白玉も程よく、さっぱりした甘さで汁粉も美味しかったです。二人して妙にほっこりしてしまいました。
京都には、いつも思いっきり行列ができている「辻利」さんをはじめ、和風甘味処が多数あります。京都人は大体行きつけの店が決まっている傾向がありますが、皆さんも是非、自分のお好みのお店を見つけてみてください。