宵山
本日7月16日は、祇園祭のクライマックス「宵山」です。
皆さんは、明日の「山鉾巡行」がメインじゃないの?とお考えかも知れませんが、京都人からすると巡行はそれほどでもありません。祇園祭は鉾が建ってからみたいなイメージがありますが、実は7月1日の吉符入から始まっており、その後の稚児や禿が八坂神社を参拝するお千度、山、鉾の巡行の順番を決めるくじ取り式があってようやく鉾建になるわけです。
あいにくの曇天、カメラの腕も稚拙で風情を感じられないかもしれません。すみません。
また、山鉾巡行の後も、「還幸祭」や「狂言奉納」、「神事済奉告祭」などがあり、7月31日の「疫神社夏越祭」でお開きとなる、1ヶ月間に亘るお祭りです。
私たちは、京都市外在住なので、まぁ言えば「よそ者」ですが、街中の特に「鉾町」にお住まいの皆さんは、この期間、大変なご苦労をされて伝統を守り、受け継いでおられます。友人、知人のそういう方たちを見ると、ただただ頭が下がる思いです。
今年は梅雨明けが早かったですが、例年は祇園祭が落ち着くころに梅雨が明け、皆さんよくご存知の京都の暑い暑い夏がいよいよ始まります。。。