ビフィズス菌の話②
善玉菌と悪玉菌、もうこれは毎日のように聞く言葉となりましたね。
先日、新聞に「善玉菌を過信してはならない。」というようなことが書かれていました。善玉菌のなかにも、役立たずや悪さをするものがあるらしいです。一方、ピロリ菌を完全除去すると胃腸の病気がなくなります的な発言をテレビでコメンテーターをしていた医師らしき人がしていました。(新聞もテレビもなんとなく眺めていたので、もし間違っていたらすみません。)
聞くところによると、「腸内細菌」と呼ばれるものは実にその種類数千、個数で言うと1,000,000,000,000,000個(1000兆個)も存在するそうです。その中で善玉菌の代表選手が乳酸菌やビフィズス菌というわけで、善玉菌の大部分を占めるといいます。
驚いたことに、新生児の腸内細菌の99%以上は、ビフィズス菌で占められているのに、大人になるとその割合がどんどん減っていくということ。60歳を過ぎると1%以下になってしまうそうです。加齢の影響がこんなところにも出るなんて、初めて知りました。そういうことを聞くと、歳を取って身体の中まで汚れていくような気がしていやですね? <続く>