健康よもやまばなし

コラーゲンの話⑯ 【最終回】

【コラーゲン 医療への期待】その3

●再生医療

「再生医療」とは文字通り、病気や怪我が原因で失ってしまった組織、臓器を再生したり、機能回復させてりすることを目的とした医療行動です。
人間が本来持っているコラーゲンは、拒絶反応がほとんど発生しませんから、再生医療の素材、バイオマテリアルとしてはうってつけです。

人工皮膚、人工骨、血管、角膜など様々な組織の再生医療でコラーゲンペプチド、コラーゲン、ゼラチンなどの利用が期待されており、技術開発が進められているそうです。

その他、人工細胞外マトリックスや、ドラッグ・デリバリーシステム(薬などの有効成分を体内患部にピンポイントで届ける仕組み)への応用も実用化に向けて多数研究されているといいます。

つまり、コラーゲンやコラーゲンペプチドは美容目的のみならず、今や現代医学の発展に寄与するなくてはならない存在になりつつあります。

<終>

長きに亘り「コラーゲンの話」シリーズをご愛読いただきまして、誠にありがとうございました。
尚 「コラーゲンの話」シリーズは、「食卓にコラーゲンを♪」推進委員会 制作の「コラーゲン 完全バイブル」ダイジェスト版より抜粋、加筆したものです。コラーゲンペプチドに関する一般的な情報をお知らせするもので、弊社製品の効果効能を標榜するものではありませんので、ご注意ください。


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2013年5月30日