最終日は、帰国のために移動だけする日となりました。月曜日は、済南－仁川のフライトが無く、青島から飛行機に乗らなくてはならなかったからです。

早朝、ホテルを出発し、済南駅に向かいました。

済南駅から、彼の有名な中国版新幹線「和諧号」で青島へ出発です。

　　　　

済南から少々遠回りするので、約2時間の列車の旅となります。ご覧の通り運賃は120元余りなので非常に安いです。ちなみに日本で言うグリーン車、一等車の料金はプラス70元ほどだそうですので、みんなして次回は一等車に乗ろう！ということで盛り上がりました。

噂どおり、和諧号は日本の新幹線そっくり。しかし、細かいところではまだまだ日本の新幹線の足元にも及ばないと思います。そもそも、在来線と同じところを走り、同じホームに止まるなんて・・・どういう感覚で新幹線を凌駕したと思うのでしょうか？速度も、220km/hちょっとしか出ず、各駅停車で・・・言い出したらきりがありません。

ホテルで朝食をとる時間が無かったので（時間があっても食べれませんけど。）、社内販売の弁当を購入。ふたを開けると、ツユダクおかず満載、ご飯に汁がしみてグタグタ。匂いも強烈でほとんど食べれませんでした。挙句の果てに膝に弁当をひっくり返してしまい、持っていたウエットティッシュを使いきって拭いたのですが、後の祭りでした。。。

そうこうしているうちに、無事青島駅に到着。トラブルが無くて心底ほっとしました。

青島駅から空港まではタクシーで移動です。我々が日本人だ判ったのでしょう、タクシー乗り場ではおびただしい白タクの勧誘がありましたが「不要！」と言い続けて、正規タクシーに乗り込みました。

空港に到着後、空港内で、中国では有名な日本の「味千ラーメン」で昼食。とんこつラーメンとチャーハンを食し、日本ぽい味に涙が出そうでした。その後、コーヒーショップで時間を潰し、仁川経由で帰国です。

仁川便では、美味しくないですが味噌汁が振る舞われ、「あああ、ようやく日本へ帰れる。」と実感しました。仁川空港で家族にちょいちょいとお土産を購入し、相変わらず満員の飛行機でいざ関空へ！

今回も珍道中でしたが、いろいろな経験ができ、見聞も広がりました。中国は行くたびに新しい驚きをもたらしてくれます。良い意味でも悪い意味でも・・・

今回の出張でご接待いただいた皆様に感謝します。謝謝！　＜終＞