健康よもやまばなし

食品表示

近年、コンプライアンスが随分厳しくなりました。

食品の裏書など見ると、ほぼすべての製品に栄養成分が表示されていますね?しかしこの栄養成分表示は実は義務ではありません。もちろん、「カルシウム強化」「糖質ゼロ」など商品特性を強調する場合は栄養成分を示さねばなりませんが・・・

表示する際はその項目(熱量・たんぱく質・脂質・炭水化物・ナトリウム)や順番が決められています。また、誤差の許容範囲も素材によって細かく決められており、注意が必要です。

ところで最近よく目にする「カロリーゼロ」食品。本当にカロリーがない食品というのは存在するか疑問ですね?

実際は、総カロリーに対してほとんど影響のない数値であればゼロ表示が可能です。熱量で言うと5Kcal未満、糖質、脂質で0.5g未満、ナトリウムで5mg未満です。一般に成人の1日の摂取カロリーは2000Kcal以上ですから5Kcal未満はゼロと見なすという考え方です。

カロリーオフにするために、糖アルコールや合成甘味料が使用されますが、それらは人間にとって「新しい食習慣」ですので、良くも悪くも人体に対しての影響は今後明らかになるということになります。

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2013年3月26日