コラーゲンの話⑦
【コラーゲンと骨】その1
弊社がコラーゲンの効果として最も期待しているのがその、骨及び関節への作用です。
人間の骨の約70%はカルシウムやリンなどの無機質で、皮質骨や海綿骨に詰まっています。コラーゲンも皮質骨や海綿骨の中の20%を占め弾力性のある組織を形成しています。
その関係は、皆さんも良くご存知の通り建築物に例えられます。すなわち、鉄筋はコラーゲンであり、コンクリートはカルシウムやリンなどの無機質というものです。コラーゲンは骨組みとなるだけではなく、弾力性を持つことで、骨のしなやかさにも貢献しています。
骨粗しょう症という言葉を聞くようになって久しいですが、その原因は「骨密度」にあります。以前にも書きましたが、最近では「骨密度」とともに「骨質」も骨粗しょう症の症状に関与していることが明らかになっています。鉄骨の劣化で強度不安が起こるのと同じく、骨のコラーゲンの劣化(加齢などによる。)により骨折のリスクは高まります。 <続く>