消費者庁「食品の機能性評価モデル事業」~ラクトフェリン
いよいよ消費者庁「食品の機能性評価モデル事業」の素材評価のご紹介も最後の1つとなりました。
ラクトフェリンは、最近いろいろな食品大手メーカーさんが取り扱われるようになりましたね。
名前の「ラクト」から想像できる通り、もともとは母乳の中に含まれるたんぱく質です。
ご承知の通り、母乳によって赤ちゃんの免疫力は向上し、病気などから守られます。その仕組みは、赤ちゃんのみならず大人にも有効ということが研究によってわかりました。ラクトフェリンを摂ることにより、人間の本来持つ免疫力が向上し、細菌感染から守られるというものです。
人間が本来持っている免疫力というものは、年齢、性別、遺伝、生活習慣などにより個人差があります。特に加齢により、免疫力は減退しインフルエンザなどにかかりやすくなると言われています。
下記の通り、ラクトフェリンは「感染防御」「免疫調節機能の向上」の機能性評価でB判定となっており、免疫力向上の観点からは、非常に優秀な素材と言えるのではないでしょうか?
<ラクトフェリン 機能性評価結果>
感染防御 : B
免疫調節機能の向上 : B
脂質代謝改善 : D
ラクトフェリンによるダイエットは、もう少し研究発表を待つ必要があるみたいですね。
総合評価ランクはこちら。
消費者庁「食品の機能性評価モデル事業」<完>