コラーゲン~「骨密度」と「骨質」
近年、骨粗鬆症がクローズアップされる中、骨の強度の指標として、骨に含まれるカルシウム等の成分を示す「骨密度」はおなじみですが、最近は骨中の老化コラーゲン量を測定し指標化する「骨質」と言うものが着目されているようです。
なんでも、骨密度が正常でも、骨中のコラーゲンの老化が激しいと骨折のリスクが高まるそうです。
コラーゲンの老化とは、コラーゲン分子の結合が緩んでしまう状態だとか。骨の中でコラーゲンは、建物でいう鉄筋の役割を果たしているので、それが緩んで不安定になって骨折してしまうと言うのは容易にイメージできますね?
日経ヘルス記事によりますと、骨質改善にはビタミンB6・B12、葉酸などビタミンB群が有効だそうです。緩んだ結合を減らし、結合を増強させる効果があります。
特に骨質の低下により骨折リスクが高まるのは、閉経後の女性が多いそうですので、お気をつけください。
「骨質改善にはビタミンB群とコラーゲン。」